勿論、個人間で答えは異なると思いますが、代表的なものが3つあります。

それは、「自動車」「結婚式の挙式代」、そして「マイホーム」です。

コロナ過の時代により、ここ数年では、レンタカーの需要が急激に伸びたそうです。

そして、ロシアとウクライナの抗争により、原油価格の高騰から始まり、数々の物価の上昇、半導体の品薄などにより、自動車の価格もここ数年で高騰しています。

性能時代も良くなっているため、価格を更に煽るような形にもなっています。 軽自動車もなかなかの価格ですしね。

2つめは、人生に一度（であってほしい）、結婚式の資金です。

結婚式の平均予算は地域やカップルの好みによって異なりますが、一般的な目安として以下の範囲が挙げられます。

日本の場合、結婚式の平均予算は約300万予算500万円程度とされています。 

更に都市部や一部の地域になると、予算が高くなる傾向があります。

予算内で結婚式を行うためには、会場費、衣装、写真・映像撮影、食事・ケーキ、招待状・引出物、装花・装飾、音響・照明などの要素を考慮する必要があります。ゲストの人数や特別な要望によっても予算は変動します。

Instagramやtic tokが流行りだしてからは、更に個性を出すようなオリジナリティーに力が入っているそうです。

そして最後の3つめが「家」です。 「衣・食・住」の「住」の部分です。

ホームレスでない限り、雨風をしのげる屋根があって、壁で囲まれた箱…家に皆さんは住んでいます。

賃貸では月々の支払いですが、一戸建てや新築マンションなどは、「ご自分の資産」として、「住宅ローン」を組んで【家を買います】…一昔前の「家売るオンナ」みたい。笑

その「家」ですが、これが車を買ったり、結婚式を挙げる（平均的相場）に比べるとはるかに高額な金額です。

地域によって、土地によって、税法によって…１,０００万円は軽々超えてきます。

それはもう、金銭感覚が一回麻痺しそうな…。笑

そのため、簡単には手に入らない、一生の買い物のイメージが強い。 結果「夢のマイホーム」という言葉がふさわしくなったのだと思います。

ちなみに余談ですが、 最近、岸田総理が少子化対策について記者会見をされました。

少子化に至った原因としては、 子どもの出生率低下→核家族化、女性の社会進出、晩婚化、「結婚率の低下」が大きいのではないでしょうか。

「結婚率の低下」つまり、結婚式をあげる方が現在減少傾向にあります。背景として、自分の趣味を優先…個々でやりたいことがやりやすい時代になったことの影響もあるでしょう。

よって、最近の「人生最大の買い物」も変化してきているようで、「結婚資金」ではなく、「パソコン、スマホ」や、「ブランド品」…個人で楽しむものも上位にランクインしつつあるそうです。 改めて、世の中はどんどん変わりますね:;

人生最大のお買い物の１つである「マイホーム購入」 では実際のところ「いくらかかるのか？」ですよね？？

東京であこがれのマイホームを手に入れたい！！！と、考えたことのある方は少なからずいらっしゃると思います。

では、お金の有無は置いといて、東京都の土地相場をみてみます。

2023年5月、東京都の公示地価の平均価格は【115万9668円/m2】、坪単価の平均価格は【383万3615円/坪】です。

都道府県の中でトップです。

これに対し、47位が秋田県で、公示地価の平均価格は【2万5462円/m2】、坪単価の平均価格は【8万4172円/坪】です。

比較すると一目瞭然ですね。もはや桁が違います！！！

こう比べてみると、「東京にマイホームを建てるのは夢」「東京都は高嶺の花」と言いたくなりますね。 （あこがれの東京住まい、マイホームが遠ざかってゆく。。。）

では、東京都のこの公示地価の平均に近い都市はどこなのか…

東京都の公示地価の平均価格は【115万9668円/m2】

ここに近い価格のエリアは、

「武蔵野市」地価平均　110万0645円/m2

「中野区」地価平均　94万4056円/m2 です。

※どちらも2023年5月調査

やはり都心からは少し離れると価格も低くなります。 では、これに対して八王子市はどうなのか見てみましょう。

八王子市の土地価格は 地価平均　15万6559円/m2、坪単価平均　51万7553円/坪　です。

※2023年5月調査

東京都の公示地価の平均価格が【115万9668円/m2】、坪単価の平均価格が【383万3615円/坪】でした。

比べると、地価平均が約100万円、坪単価は約１/７倍違います！！

もう、おわかりですね？ 八王子は東京都の中でも

「「「土地が安いんです！！！」」」

つまり、八王子市は、東京都の中でも土地の価格が低く、魅力が満載な市であると改めて言えます。

（過去のブログで、各地域の特集を取り上げていますので是非ご覧ください。）

さて、改めて東京都内全体の土地の価格相場と、それに対して八王子市の土地の価格相場がわかったところで次回に続きます。

今回は人生最大のお買い物、マイホームから東京都内の土地価格の相場、そして八王子市の土地価格の相場をみていきました。

都内でも違いはありますが、更に八王子は土地の価格が抑えられるので住みやすいエリアであるということが、改めて数字からわかりました。

次回は、ではその八王子市にマイホームを建てるには、平均いくらくらいなのか… 都内の高級タワーマンションや、一等地の価格などとしながらお話したいと思います。

どうぞ次回もお楽しみください。

最後に少し、「公示価格」について触れておきます。

そもそも公示地価とは、地価公示法に基づき、全国2万ヶ所以上の基準値の標準価格を、不動産鑑定士が調査し公表するものです。

毎年1月1日時点の価格を3月下旬に発表しています。

都道府県地価（基準地価）と同様、適正な地価形成を目的とし、土地取引の指標となる価格として活用されています。

つまり、土地の価格は毎年変動しています。

タイミングが良ければ同じ土地でも価格が安く、タイミングが外れると土地の価格が上がります。

ここが、土地を買うにしろ、家を建てるにしろ、売るにしろ、非常に難しいところです。

ですが、そこは不動産屋のプロ、浅川不動産に是非ご相談ください。