【八王子市】オススメの地酒・酒蔵 5選

query_builder 2024/12/21
土地
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こんにちは!

浅川不動産のスタッフです。


皆さんは、八王子周辺にある酒蔵をご存じでしょうか?

実は、この地域には長い歴史と伝統を持つ酒蔵が点在しており、地元ならではの特別な味わいを楽しめる日本酒が数多く生まれています。

地域の豊かな自然環境や澄んだ水を生かし、職人たちの手によって丹精込めて作られる地酒には、他では味わえない魅力が詰まっています。

年末年始、大晦日やお正月といった家族や親しい人々と過ごす時間に、地元のお酒を取り入れてみるのはいかがでしょうか?

自宅での団らんにぴったりの一杯を楽しむことで、特別なひとときをより一層彩ることができるはずです。

そこで今回は、八王子市周辺で特におすすめしたい地元の酒蔵とその代表的なお酒を厳選してご紹介します。

地域に根付いた伝統を感じながら、皆さんの年末年始を華やかに彩る一助となれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください!



八王子と日本酒

【八王子市】日本酒の歴史

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かつて八王子には、豊富な地下水を利用した造り酒屋が20軒ほど存在していました。

「日出山(ひのでやま)」「高尾山」「社会冠(しゃかいかん)」「月丸」「桑乃都(くわのみやこ)」「八王子 千人同心」といった銘酒がこの地で生み出され、江戸時代後期から近年まで、酒蔵同士が切磋琢磨しながら日本酒を作り続けられてきました。

しかし、時代の流れとともに状況は変化し、衛生基準の厳格化や日本酒離れといった社会的要因が重なり、2000年代に入ると八王子の酒蔵は次々と廃業となり、2012年には最後の酒蔵が醸造を終了。

八王子市内での酒づくりの歴史に幕が下ろされました。



新たな挑戦「八王子酒造りプロジェクト」の誕生


酒づくりの灯が一度は消えた八王子。

しかし、「純八王子産の酒づくりを復活させたい」という強い想いを持つ人々によって、2014年に「八王子酒造りプロジェクト(通称:はちぷろ)」が発足しました。

このプロジェクトは、「八王子の米で、八王子の酒蔵で」という理念を掲げ、地元の農家や関係者と協力しながら再び酒づくりに挑戦しています。

はちぷろの活動の中核を担うのは、八王子の契約農家さんたちで、地元での酒米作付けを増やし、将来的には地域固有の「オリジナル酒米」を開発することを目指しています。

この取り組みは、八王子ならではの風土や環境を反映した酒づくりを実現するだけでなく、地域の農業や環境の活性化にも繋がるものになっています。



地域に根ざした味わいを目指して


プロジェクトの代表銘柄である「髙尾の天狗」は、契約農家や飲食店、小売店、さらには消費者の意見を取り入れながら、試行錯誤を重ねてその味わいを進化させています。

最終的には、八王子の人々に愛される日本酒を作ることを目標に掲げ、地元から全国、さらには海外へと八王子の味を発信していきたいと考えられています。



八王子周辺の酒蔵

【八王子の地酒の復活へ】東京八王子酒造


2023年6月に東京八王子市でオープンした、東京八王子酒造は東京都では令和初となる10番目の日本酒醸造所になります。「SAKEの可能性を広げる、東京八王子クラフト」をコンセプトに、コンパクトでありながら、充実の設備を取り揃えた都市型の醸造所で、少量生産かつ年間醸造が可能なマイクロブルワリーとして、1年を通して常にフレッシュで付加価値の高い酒造りを実現しました。

東京八王子発、酒から「SAKE」へをテーマに、醸造や保管、流通に至るすべての工程にこだわっており、「酒造りは農業の延長線上にある」という考えのもと、地域の人たちと共創して酒米づくりを行うなど、八王子市の方とも協力しながら醸造にあたっているのが特徴です。


また、東京八王子酒造は、八王子駅北口から徒歩5分のところにあり、金・土・日・祝日限定で店舗で購入することが可能になっています。


東京八王子酒造では、新しいSAKEの可能性を追求するために様々な“酒造りの旅”が行われており、その途中で生まれたprototypeシリーズは数量限定酒になっています。


東京八王子酒造から徒歩1分にある「蔵人舞姫」では、「東京八王子酒造 prototype 生原酒」を生樽サーバーでお楽しむことができたり、東京八王子酒造と同じ建屋にある料亭「すゞ香」では、「東京八王子酒造」のお酒をいただきながらお食事を楽しむこおtができます。



【東京八王子酒造】

・醸造所住所:東京都八王子市中町10-9

・アクセス:JR中央線八王子駅より徒歩5分

・公式サイト:https://tokyo-hachioji-shuzo.jp/



【クラウドファンディングで話題】八王子ビール


2024年6月にクラウドファンディングが開始された「八王子ビール」はご存知でしょうか。

八王子ビールとは、八王子市で取れたふじの蜂蜜を副原料して使用し、多摩地域で活動される26Kブルワリー様と共同で醸造されているクラフトビールです。

クラウドファンディング(CAMPFIRE)上にて限定500本が先行で賞味いただけるプロジェクトが行われ、プロジェクト終了後は、Instagramで正式販売される予定になっています。


この蜂蜜は、八王子市の山間に6か所の蜂場を持つ「みつばちファーム」様とタッグを組み、八王子市の蜂場で採れた蜂蜜のみを厳選し使用されています。

蜂蜜の特徴は、みつばちが集めてきた花の種類によって風味が変わる点で、今回は、数年に一度しか採取できない「ふじの花」から採れた蜂蜜を使用!


また、150種類以上あると言われるビアスタイルは「トリペル」と呼ばれる、アルコール度数が7%、注いだときの黄金色が特徴的なスタイルを採用し、アルコールの充足感に、ワインのようなフルーティーさを強く求めて醸造されています。

厳選した八王子産の「ふじの蜂蜜」、ワインを彷彿させる「トリペル」によって醸造される「八王子ビール」は高級感と地元の味わいを最大限に引き出した一品になっているので、一般販売された際は是非 手にとってみてください。



【八王子ビール】

・公式サイト:https://hachiojibeer.com/?fbclid=PAZXh0bgNhZW0CMTEAAaYLfjyPNtRl2eKoJ7UtgDrEPM827ZNOtj02SMuDbMd9k7VfL_ba4D3bb10_aem_XTnNZwyKkyfiFL8CY8fdrg

・Instagram:https://www.instagram.com/hachiojibeer?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==



【高尾山のローカルビール】TAKAO BEER


「TAKAO BEER」は2017年に製造を開始した新しいビール会社で、店内にはガラス張りのブルワリー(醸造所)が併設されており、鮮度の高い生ビールをいただくことができます。

また、店内はビールだけではなく、コーヒーショップにもなっており、テーブル席の近くでお酒が作られるところ見ながら飲むことができるのも魅力の1つです。

高尾ビールができたきっかけは、代表が山登りが趣味だったことから、山登り後に美味しいビールがないことに気づき、高尾山を下山した後に美味しいビールを飲めるように製造しようと思ったそうです。

高尾山ビールのお味は、高尾や八王子、山梨などの周辺のフルーツを使ったクラフトビールが美味しいと話題になり、1年間で40〜50種類のクラフトビールを製造、販売されています。

季節によっても異なるビールを楽しむことができるため、ぜひ高尾山に行った際は気軽に立ち寄ったり、お正月のお酒として皆さんでいただいてみてはいかがでしょうか。


【TAKAO BEER】

・醸造所住所:東京都八王子市初沢町1231-35 KO52 TAKAO

・アクセス:JR中央線/京王線 高尾駅 南口改札から徒歩2分

・公式サイト:https://www.takaobeer.com/



【八王子市のまちおこしプロジェクト!で造られたお酒】蔵人舞姫


酒造舞姫は、元々は長野県の諏訪市で明治27年創業の歴史がある酒蔵です。平成27年に東京八王子産米仕込み「高尾の天狗」をリリースし、令和を迎え東京オフィスを八王子市に開設。令和2年にアンテナショップ「蔵人舞姫」を八王子に開店をしました。


酒造舞姫で作られている「高尾の天狗」という日本酒は、2014年お酒造りを通じて、八王子を盛り上げていこう!と始まったまちおこしプロジェクト”はちぷろ”で造ったお酒です。

東京都八王子市の契約農家と有志の皆さんが、田植えから始まり、草取り、稲刈りまで丹精込めて作った八王子産100%のお米を使っており、ラベル文字の”高尾の天狗”は高尾山薬王院・第32世大山隆玄貫首に開運を祈願し揮毫して頂いたものになっています。


高尾の天狗は東京のお米を使用し、八王子の豊かな田園風景が次世代につながっていく、そんな未来をつくるお酒で、ラベルにもそんな想いが込められています。

このお酒は年間を通し、氷点下で貯蔵を行うことにより、お米が持つ爽快かつ、ふくよかな旨味が感じられる「八王子テロワール」の日本酒、華やかな果実系の香りと、芳醇な旨みで和食にピッタリで、爽やかな喉ごしで、キレの良い日本酒になっています。

大切な方への贈りものとして、日本酒が好きな方へのプレゼントにも最適で、東京のお土産としても喜ばれるお酒になっています。


【蔵人舞姫】

・醸造所住所:東京都八王子市元横山町1丁目17番10号

・アクセス:JR中央線 八王子駅 徒歩15分/車で6分

・公式サイト:http://www.hachipro.org/takaonotengu




【1863年創業の歴史ある酒蔵】石川酒造


石川酒造は、文久3年(1863年)9月1日(旧暦)に創業した歴史ある酒蔵で、その酒蔵建築は国の登録有形文化財に指定されており、長い歴史と伝統を感じさせる趣があります。


敷地内には樹齢400年を超える「夫婦ケヤキ」や白壁造りの歴史的な土蔵が立ち並び、福生の観光スポットとしても親しまれ、石川酒造の銘酒は、きめ細やかな喉ごしと切れ味の良さが特徴で、多くの日本酒愛好家から支持されています。

さらに、石川酒造は清酒だけでなく、1998年初夏に111年ぶりに製造を再開した東京地ビール「多摩の恵」でも有名です。

敷地内にはこの地ビールや清酒を楽しめる施設も充実しており、たとえば、酒造レストラン「福生のビール小屋」では地ビールを堪能でき、清酒や地ビールとともにおむすびを味わえる「ぞうぐら」も人気のスポットになっています。


石川酒造の十八代目当主である石川彌八郎社長は、「酒飲みのテーマパーク」をスローガンに掲げており、空間、器、仲間、雰囲気、サービスといったすべての要素を整え、お客様が心から楽しみながらお酒を味わえる場を目指して酒造と運営に取り組んでいます。

また、石川酒造では、酒蔵見学のプログラムも提供されています。

「日本酒コース」「ビールコース」「ランチ付きコース」から選べる内容で、築130年以上の歴史ある酒蔵を見学したり、さまざまなお酒の飲み比べを楽しんだりすることができます。普段は入ることのできない蔵の中を歩きながら、その歴史や醸造技術に触れられる特別な体験をすることができます。


有名な「多満自慢 純米無濾過」は、調和のとれた、米の旨さと甘味を最高に引き出した純米酒で、多くの賞を受賞しています。

・平成27年東京国税局 酒類鑑評会 清酒燗審査部門「優等賞」

・スローフードジャパン燗酒コンテスト2015「お値打ち燗酒ぬる燗部門」最高金賞

・ワイングラスでおいしい日本酒アワード2016金賞受賞


日本酒だけではなく、リキュールや「多摩の恵」ビール、季節限定の日本酒も終了限定で販売されており、お酒とともに四季を楽しむことができます。

蔵限定品のお酒(「しぼりたて かめぐち」)も今年の11月から販売されており、なくなり次第終了になってしまうため、是非福生市へ伺った時は、「石川酒造」さんでお酒を購入してみませんか?


【石川酒造】

・醸造所住所:東京都福生市熊川1番地

・アクセス:JR拝島駅から車で約8分 

・公式サイト:https://www.tamajiman.co.jp



まとめ

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今回は、八王子市にまつわるお酒や1時間以内で行くことができる酒蔵を紹介しました。

自宅で年末年始に家族と地元のお酒をいただいたり、日本酒が好きな方へのお土産にしてみてはいかがでしょうか!


このブログでは、八王子市にある浅川不動産が八王子市にまつわることを紹介し、少しでも八王子市に住んだときのイメージが湧きやすいように、地域の魅力を発信しております!


浅川不動産は、八王子市の土地に愛着を持ち、自信を持って紹介できない物件は取引しないをモットーに、物件のことも包み隠さず、お伝えしているのが強みです。


八王子市で自宅を購入を検討されるお客様に寄り添うことができるように仲介手数料を無料で行っております。

お気軽にご相談ください!


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八王子の不動産売却相談所 ~浅川不動産株式会社~

住所:東京都八王子市小門町8-37

電話番号:0120-915-174

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