立川・日野にはない⁉ 八王子市だけのうれしい子育て助成制度

query_builder 2025/10/11
土地
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こんにちは!

八王子駅近くにある「浅川不動産」スタッフです。



前回は、「妊娠・出産に関しての八王子市の支援」についてまとめて紹介しました。

産前・産後ケアは東京都に住んでいても、自治体によって変わってきます。

今回は、八王子市ならではの子育て支援や全国でやられている制度まで、丁寧に解説していきます!

子育てを視野に住宅を購入しようとお考えの方は、ぜひ自治体の支援も確認なさってから、検討してみてはいかがでしょうか。


今回は、妊娠、出産した後の子育てについての支援を紹介していきます。


八王子市の子育てに関する助成・支援

児童手当

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児童手当はみなさんご存知の方も多いのではないでしょうか。

1人当たりの金額は以下のようになっています。

2ヶ月ごとの偶数月に口座に振り込まれるようになっています。


大事なポイントは、手続きした翌日からしかもらえないため、申請が遅れてしまうと、その分をさかのぼって支給されることはありません。

そのため、「出生届」提出時の同じ日に手続きをしましょう!



<児童1人あたりの金額>

児童年齢

児童一人あたりの金額


3歳未満

15,000

3子以降

30,000

3歳~

高校生年代(注釈1

10,000

3子以降

30,000



<請求者>

原則として、父母のうち所得の高い方が請求者となります。

里帰り出産をして、出生届を八王子市以外の区市町村に提出される場合、その窓口では児童手当の認定請求は行えませんので、帰省後に忘れずに手続きを行いましょう!



<公式HP> 

八王子市の子育て応援サイト

https://kosodate.city.hachioji.tokyo.jp/mokuteki/shiritai/teate_joseinado/nyuyojiki/1244.html




乳幼児医療費助成制度(マル乳医療証)

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この制度は、赤ちゃんや小さな子どもが病院にかかったとき、保険診療でかかった自己負担分を自治体が負担してくれる制度です。



<対象>

・八王子市に住んでいて、健康保険に入っている 0〜5歳児(6歳になる年の3月末まで)



<助成の内容・範囲>


助成されるもの(対象となるもの)

・保険診療の自己負担分(診療、治療、薬代など)

・医療証を提示すれば、医療機関や薬局で自己負担分を支払わなくて済むケース(窓口負担がゼロまたは軽くなる) 


助成されないもの(対象外)

・保険の適用外の費用(例:選定療養費、自由診療部分など) 

・入院時の食事代(食事療養標準負担額など) 

・差額ベッド代、個室料、文書料、診断書料、器具・備品代など保険適用外のもの

・他の公費制度・給付(災害共済給付など)が使える分 → それらの給付がある場合、重複して助成を受けられない部分あり



<公式HP> 

八王子市の子育て応援サイト

https://kosodate.city.hachioji.tokyo.jp/mokuteki/shiritai/teate_joseinado/nyuyojiki/1422.html






都外受診、補装具・治療用眼鏡、全額負担等にかかる医療費助成の支給申請について(マル乳・マル子・マル青・マル親)

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<「マル乳・マル子・マル青・マル親」とは?>

東京都や八王子市では、子どもや保護者の医療費をサポートする制度があり、

医療証の種類によって対象が違います。


医療証

対象

マル乳

乳幼児(0歳~就学前)

マル子

子ども(小学生~中学生)

マル青

高校生年代(所得制限あり)

マル親

母子・父子家庭の保護者と子ども



<「支給申請」とは>

通常は医療機関で「医療証(マル乳など)」を見せると、窓口での自己負担が無料または少額 になります。

ですが、次のようなケースでは、いったん自分で全額を支払い、後から市に申請して払い戻してもらう必要があります。



① 都外の医療機関で受診したとき

東京都外(例:神奈川・山梨・埼玉など)の病院や薬局では、マル乳医療証が使えないことがあります。
この場合は、いったん自分で医療費を全額支払い、あとで八王子市に「支給申請」をすれば、自己負担分が後日払い戻しされます。


申請に必要なもの

  • 領収書(診療内容・金額・日付が分かるもの)
  • 健康保険の内容がわかる明細書(レセプトなど)
  • 医療証・保険証
  • 印鑑・口座番号(振込先)



② 補装具・治療用眼鏡などを作ったとき

弱視や斜視などの治療のために、治療用眼鏡や補聴器、コルセットなどを医師の指示で作る場合も、まず自費で購入し、後日「療養費」として申請すれば助成されます。


申請に必要なもの

  • 医師の「治療用装具が必要」とする意見書(指示書)
  • 領収書(宛名・日付・金額・品目が記載されたもの)
  • 健康保険からの「療養費支給決定通知書」など

ポイント:医師の指示がない「普通の眼鏡」「予防目的の補装具」は対象外です。



③ 医療機関でやむを得ず「全額自己負担」になったとき

たとえば…

  • 保険証を忘れてしまった
  • 医療証の期限が切れていた
  • 他の制度との重複などでいったん全額負担した


このようなときも、あとで正しい保険証・医療証を提示して市に申請すれば、助成分を返金してもらえることがあります。



<公式HP>

八王子市の子育て応援サイト

https://kosodate.city.hachioji.tokyo.jp/mokuteki/shiritai/teate_joseinado/nyuyojiki/768.html






【ファーストバースデーサポート事業】について

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この事業は、八王子市独自の取り組みであり、周辺の立川市や日野市などでは実施されていません。


八王子市では、1歳のお誕生日を迎えたお子さんを育てているご家庭を対象に、育児の状況をお伺いし、必要に応じて各種サービスのご案内や相談支援を行っています。


対象となるご家庭には、アンケート回答用URLを記載したご案内を郵送されます。
ご案内が届きましたら、現在の育児状況についてご回答いただくと、「ファーストバースデー子育て応援ギフト」が郵送されます。




<ギフトの内容>

「ファーストバースデー子育て応援ギフト」は、おもちゃやベビー用品・子ども用品などが掲載されたWEBカタログギフトです。

以下の対象に応じて、ギフト金額が異なります。


お子さん

ギフト金額

1

6万円分

2

7万円分

3子以降

8万円分



<対象>

・令和7年(2025年)3月31日までに1歳の誕生日を迎えるお子さん

・令和7年(2025年)4月1日以降に1歳の誕生日を迎えるお子さん



<公式HP>

八王子市の子育て応援サイト

https://kosodate.city.hachioji.tokyo.jp/mokuteki/shiritai/teate_joseinado/nyuyojiki/1195.html






ハローベビーサポート事業

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この事業は、 ハローベビーサポート(産前・産後サポート事業)は、支援を必要としているご家庭にヘルパーが訪問し、家事や育児補助を行う子育て支援サービスです。



<利用できる方>

対象期間、利用上限時間数

対象者

対象期間

利用上限

単胎

産前30日前から 1歳の誕生日の前日まで

60時間

多胎

産前30日前から 1歳の誕生日の前日まで

120時間

多胎

2歳及び3歳の誕生日の前日まで

1歳以降サービスを継続する場合は、再申請が必要

         各120時間




<利用できるサービスの内容>


一般の家事援助サービスと異なりサービス内容に制限があります。


  1. 簡単な食事の支度・下準備
  2. 衣類の洗濯
  3. 居室の掃除・整理整頓
  4. 食材や生活必需品の買い物(徒歩1km範囲内)
  5. 沐浴・入浴の準備と片付け
  6. 授乳の準備と片付け
  7. おむつの交換の準備と片付け
  8. 健診等の付添
  9. 兄姉の保育所等の送りまたは迎え(徒歩1km範囲内)



※注意 次の場合は、利用できませんのでご注意ください。

・利用時に、母子が不在の場合(留守番、兄弟の預かり保育は行いません)

・対象児が保育園等に入園した場合

・身内等の支援者が在宅の場合(多胎児除く)や来客時

・利用者及びその家族が感染症に罹患している場合

・送迎のみ利用の場合

・兄姉、2人以上の送りまたは迎え



<利用料金>

・2時間 1,000円、3時間 1,500円

・利用料金は、支援終了後に直接ヘルパーにお支払い



<公式HP>

八王子市の子育て応援サイト

https://kosodate.city.hachioji.tokyo.jp/soshiki/kodomokateishiencenter/585.html





まとめ

今回は、八王子市の子育て支援や助成制度についてご紹介しました。
医療費の助成や出産・育児サポートなど、子育て世帯にとって心強い制度が数多く用意されています。

こうした制度は、家庭の経済的な負担を軽減するだけでなく、安心して子育てができる環境づくりにも大きく貢献しています。


ただし、助成金額や対象年齢、申請方法などは年度ごとに見直しが行われる場合があります。

制度の内容が変更になることもあるため、最新の情報はその都度、八王子市の公式ホームページや子育て支援課の案内を確認するのがおすすめです。


また、八王子市には「ファーストバースデー子育て応援ギフト」など、市独自の支援制度も充実しています。
こうした取り組みは、都内でも珍しく、周辺の立川市や日野市にお住まいの方からも「八王子市は子育て支援が手厚い」と評判です。


自然豊かで医療機関や教育施設も多く、行政のサポート体制も整っている八王子市は、まさに「子育てしやすいまち」といえるでしょう。

これからお子さんを迎える方や、引っ越しを検討されている方は、八王子市の支援内容を一度チェックしてみてください。



このブログでは、八王子市にある【浅川不動産】が、地域の魅力や暮らしに役立つ情報を発信しています。

「八王子に住んだら、どんな暮らしができるのか?」そんなイメージを膨らませるお手伝いができればと思っています。


このブログを通して、八王子市の魅力に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。


浅川不動産は、八王子の土地に深い愛着を持ち、「自信を持って紹介できない物件は取り扱わない」ことをモットーに、物件情報も正直に、丁寧にご案内しています。


また、八王子市内で住宅購入を検討されているお客様には、仲介手数料無料でサポート!


気になる物件や、住まい探しに関するご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください!


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八王子の不動産売却相談所 ~浅川不動産株式会社~

住所:東京都八王子市小門町8-37

電話番号:0120-915-174

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